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【参加告知】中央大学法科大学院法律事務所就職合同説明会

2017-09-07

9月に入って一週間が経ち、平成29年度司法試験の合格発表日が近づいてきました。平成29年度司法試験受験生及び司法修習生はいかがお過ごしでしょうか。東京では、まだまだ日中は残暑が厳しい日もありますが、朝晩の最低気温は20度以下になる日も増えてきており徐々に暑さが和らいできた感があります。

本日は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所から、今年9月16日の土曜日に開催される中央大学法科大学院法律事務所就職合同説明会への参加決定のお知らせです。中央大学法科大学院法律事務所就職合同説明会は、司法試験合格者(第71期司法修習生予定者)を中心に、法科大学院修了生及び在学生を対象として中央大学法科大学院リーガル・キャリア・サポート委員会が主催する法律事務所の就職説明会です。合格発表直後の就職活動の場として、またロースクール修了生又は在学生が法律事務所における弁護士の仕事内容を知る貴重な場として、例年、弁護士の採用を検討している法律事務所と弁護士として法律事務所への就職を希望する司法試験合格者(第71期司法修習生予定者)、法科大学院修了生及び在学生が多数参加致します。司法試験合格者(第71期司法修習生予定者)及び法科大学院修了生又は在学生で刑事事件・少年事件の弁護活動に興味がある方は、是非、中央大学法科大学院法律事務所就職合同説明会で弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所のブースにお越し下さい。当日は、刑事事件・少年事件の弁護活動とやりがい、当事務所の将来的展望や採用情報などについて当法律事務所代表弁護士からお話をさせていただく予定です。

【中央大学法科大学院法律事務所就職合同説明会】

日時 平成29年9月16日(土曜日) 13時00分〜16時30分
場所 中央大学市ヶ谷キャンパス
※参加料無料

【事務所概要】

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、日本では数少ない刑事事件・少年事件のみを専門に取り扱う全国的な刑事総合法律事務所です。創立以来、刑事事件・少年事件の当事者の弁護活動に従事し、年間200件以上の不起訴処分・無罪判決(不処分・不送致も含む)及び年間100件以の身柄解放という質・量ともに圧倒的な解決実績を誇ります。現在は、東京(新宿・八王子)・さいたま・横浜・名古屋・京都・大阪・神戸・福岡に事務所を構えており、今後も全国に事務所を展開予定です。当事務所は、刑事事件・少年事件のリーディングファームとして、全国規模で刑事事件・少年事件のプロフェッショナル養成を目指しております。

愛知県弁護士会第70期司法修習生就職説明会の報告

2017-04-11

先日平成29年4月7日(金曜日)に行われた愛知県弁護士会第70期司法修習生向け就職説明会に弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所代表弁護士の則竹が参加しましたのでご報告致します。就職説明会当日は,雨で足元が悪い中、50名近い第70期司法修習生と愛知県内での採用を検討している30を超える法律事務所及び企業が参加し、東海地方の中でも大規模で盛況な就職説明会となりました。

愛知県弁護士会第70期司法修習生就職説明会は、愛知県弁護士会が主催する第70期司法修習生等を対象とした法律事務所及び企業(インハウス)の就職説明会です。当日は、愛知県弁護士会館の5階ホールを使用して、主催者である愛知県弁護士会所属の弁護士の先生から簡単な挨拶と進行説明があった後、参加法律事務所及び企業ごとのテーブルに分かれて、第70期司法修習生と参加法律事務所及び企業の人事担当者との間で面談及び質疑応答が行われました。

就職説明会の会場では、当法律事務所代表弁護士の則竹から、愛知県内又は東海地方での就職を希望している第70期司法修習生に対して、当法律事務所所属の弁護士が実際に行っている刑事事件・少年事件の弁護活動を紹介しながら、刑事事件・少年事件弁護の魅力ややりがい、証拠開示制度、裁判員裁判、刑の一部執行猶予の制度、取り調べの録音録画(可視化)、司法取引など刑事訴訟法の改正を絡めた近年の刑事司法改革と刑事事件・少年事件の現状、刑事事件・少年事件の弁護活動の将来的展望と疑問などについてお話をさせていただきました。

テーブルでの面談時間には、刑事事件・少年事件のみを専門で扱う当法律事務所の弁護士業務に複数の司法修習生から質問があり、弁護士を目指す司法修習生との有意義な情報交換の場となりました。当日は面談及び質疑応答の時間が限られており、質問への回答や採用情報を十分にお伝えすることができなかった第70期司法修習生の方に、第70期司法修習生向け弁護士募集の概要を改めて記載致します(弁護士求人情報の詳細をご覧になりたい方は弁護士募集要項をご確認下さい)。採用にご興味又はご質問のある方はエントリー・説明会参加フォームからお申し込み下さい。申込確認から5日間程度のうちに当事務所採用担当者からエントリー情報の確認と追加必要書類又は説明会の詳細についてメール又は電話でご連絡させていただきます。

【募集人数】

7名程度

【報酬(年俸)】

600万円  

【事務所方針】

当事務所は、刑事事件・少年事件のリーディングファームとして、刑事事件・少年事件のプロフェッショナル養成を目指しています。入所当初から数多くの刑事事件・少年事件を、ほぼ全分野にわたって幅広く経験していただくことができますし、プロフェッショナルを養成するための弁護士研修・業務支援制度を整えています。今後は、高レベルの刑事事件・少年事件の弁護サービスを普及させるべく、全国に法律事務所を展開予定です。

【仕事内容】

刑事弁護活動、少年付添人活動、被害者弁護活動。
法律相談から捜査段階の被疑者・被害者・少年の弁護活動を経て公判・審判における法廷弁護活動まで、刑事事件・少年事件の全過程における弁護活動。

弁護活動の詳細は、弁護活動のページをご覧ください。

【勤務地】

新宿支部   新宿駅から徒歩1分
八王子支部  八王子駅から徒歩2分
名古屋支部  名古屋駅から徒歩6分
京都支部   京都駅から徒歩5分
大阪支部   大阪駅、梅田駅から徒歩9分
神戸支部   三ノ宮、神戸三宮駅から徒歩7分

【弁護活動】法廷弁護

2017-04-06

4月に入って関東では桜の花が見頃を迎えています。最近は、気温も暖かい日が続き、うららかな日差しが心地よい春の季節となってきました。新年度に入り、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では刑事事件・少年事件に関する新規のお問合わせが増えておりますが、改めてより多くの刑事事件・少年事件の当事者の弁護活動に精進しようと気持を新たにしております。今回のブログは、刑事事件における弁護活動の花形・見せ場である法廷弁護活動について、当法律事務所の事務所説明を兼ねて弁護活動の概要を紹介致します。

なお、刑事事件・少年事件を専門とする弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、刑事弁護活動、少年付添人活動、被害者弁護活動として、法律相談から捜査段階の被疑者・被害者・少年の弁護活動を経て公判・審判における法廷弁護活動まで、刑事事件・少年事件の全過程における弁護活動を行っています(詳細は、弁護活動のページをご覧ください)。

法廷弁護活動

 

刑事裁判では、裁判官が公開の法廷で弁護士と検察官双方の意見を聞いたうえで被告人の犯罪事実や量刑(刑罰の重さ)について判決を言い渡します。有罪判決となるのか無罪判決となるのか、有罪の場合には罰金刑となるのか執行猶予付判決となるか実刑判決となるのか。刑事裁判と判決は、被告人とその家族の今後の人生が大きく左右される非常に重要な局面です。

公判廷における弁護士は、被告人を守る盾として検察官と対峙し、罪状認否についての意見、証拠の取捨選択や検察官請求証拠に対する意見陳述、証拠請求、証人尋問、被告人質問等を経て最終弁論を行います。検察官の不適切な尋問・質問及び裁判官の不適切な訴訟指揮に対する異議申し立てによって、刑事裁判の公正と適正手続きを確保するすることも求められます。組織力と強大な捜査権限を有する検察官と対峙しながら裁判官や裁判員を説得していく弁護士の法廷弁護活動には、弁護士としての知識・経験・情熱等すべての能力を総動員することが求められます。決して楽な仕事ではありません。

弁護士は刑事裁判に向けて、綿密な計画と緻密な戦略を立て、十分な準備を行なうために多くの時間を費やすこととなります。それでも法廷では想定外の証拠や証言が飛び出すことも珍しくありません。そんな時でも、弁護士には当該状況が被告人にとって有利か不利かを即座に判断し、冷静に臨機応変に対応することが求められます。まさに「弁護士の真価は法廷で問われる」と言ってもよいでしょう。裁判官や裁判員に被告人の主張を理解してもらえた時、目指していた判決結果を獲得できた時にはじめて、弁護士の努力は報われ大きな達成感を味わうことができるのです。

 

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護活動に興味を持たれた方はエントリー・説明会参加フォームから事務所説明会にお申し込み下さい。申込確認から5日間程度のうちに当事務所採用担当者からエントリー情報の確認と説明会の詳細についてメール又は電話でご連絡させていただきます。

 

【弁護活動】調査

2017-04-01

今日から4月、美しい桜の花に新しい門出を祝う新年度になりました。とはいっても、今日の関東の天気はあいにくの雨で、気温も冬並みの寒い日となりました。新年度に入り、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では刑事事件・少年事件に関する新規のお問合わせが増えておりますが、改めてより多くの刑事事件・少年事件の当事者の弁護活動に精進しようと気持を新たにしております。今回のブログは、弁護士によるあらゆる弁護活動の基礎であり刑事弁護・少年付添人活動の核心である調査活動について、当法律事務所の事務所説明を兼ねて弁護活動の概要を紹介致します。

刑事事件・少年事件を専門とする弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、刑事弁護活動、少年付添人活動、被害者弁護活動として、法律相談から捜査段階の被疑者・被害者・少年の弁護活動を経て公判・審判における法廷弁護活動まで、刑事事件・少年事件の全過程における弁護活動を行っています(詳細は、弁護活動のページをご覧ください)。

調査

事実や証拠を探求する調査(捜査)活動は、弁護士の経験と地道な努力が最も要求されあらゆる弁護活動の基礎であり刑事弁護・少年付添人活動の核心となる活動です。依頼者を救い真の事件解決を目指すためには、弁護士は地道な調査活動を積み重ねる必要があります。被疑者や被告人の話を聞いて終わりではありません。事件当事者の話を聞いたら終わりではありません。現場検証して終わりでもありません。刑事事件・少年事件の調査には「これをやればもう十分」という明確なマニュアルはありません。官公庁や関係企業への照会、犯行再現、実証実験、防犯カメラ映像の解析・確認、デジタルデータのフォレンジック、事件関係者からの事情聴取、被疑者の家族や同僚からの事情聴取、医師・児童相談所・シェルター関係者・データ解析業者・科学鑑定業者からの聴き取りなど弁護士が行う調査活動は多岐にわたります。

真実に近づくための証拠・情報は待っていても来ません。調査(捜査)活動は、見落としている点や新たな視点がないか弁護士自身が考え抜き進めていく必要があります。非常に大変な仕事ですが、だからこそ「真実はここにあったのか!」という感覚は、普通の仕事では得難い快感です。自分の努力が報われたという思いもありますが、それ以上に「これが真実に近づく有力な証拠になりうるのでは」という期待感があるのです。調査(捜査)活動は、「自分の努力によって一人の人生を救えるかもしれない」という希望の第一歩です。

 

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護活動に興味を持たれた方はエントリー・説明会参加フォームから事務所説明会にお申し込み下さい。申込確認から5日間程度のうちに当事務所採用担当者からエントリー情報の確認と説明会の詳細についてメール又は電話でご連絡させていただきます。

【弁護活動】示談・和解

2017-03-27

3月も終わりが近づき桜の花が咲き始める時期になってまいりましたが、関東では昨日今日と冬に戻ったかのような寒い日が続いています。春を知らせる桜前線が動き出す季節に、三寒四温の言葉の意味を肌で感じる今日この頃です。弁護士法人あいち刑事事件法律事務所では、年度末が近づき、弁護依頼を受けている刑事事件・少年事件の処分が多く出そろい、悲喜交々の中で新年度の訪れを待っております。今回のブログは、刑事事件・少年事件の処分や裁判と密接な関りを有する示談・和解交渉について、当法律事務所の事務所説明を兼ねて弁護活動の概要を紹介致します。

刑事事件・少年事件を専門とする弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、刑事弁護活動、少年付添人活動、被害者弁護活動として、法律相談から捜査段階の被疑者・被害者・少年の弁護活動を経て公判・審判における法廷弁護活動まで、刑事事件・少年事件の全過程における弁護活動を行っています(詳細は、弁護活動のページをご覧ください)。

示談・和解

「相手方の弁護士から連絡が来ているのですが、怖いし、どう対応したらよいでしょうか。」

「被害者の方に謝罪と賠償がしたいのですが、連絡先が分からないし、警察官も取り次いでくれません。」

示談・和解交渉における悩みは様々ですが、共通するのは当事者相互の法律知識の乏しさによるトラブルのリスクです。法律相談に来た段階ですでにトラブルが顕在化してしまっているケースも多くあります。不当に高額な金銭を請求したりされたり、示談書又は和解書面の不備によって紛争が蒸し返されたり、中には恐喝事件に発展してしまうものもあります。示談や和解の成否及びその内容は、刑事事件・少年事件の処分及び当事者の今後の生活に大きな影響を与えることから、正確かつ迅速な対応が求められます。

当事者が納得でき且つ犯罪の再発や二次被害を抑止できる内容を示談交渉で提示できれば、当事者間の禍根と不安を取り除き、生活再建の後押しをしてあげることができます。そのような示談交渉・和解交渉ができるのは、法曹三者の中でも、法律知識を備え当事者の代理人になることができる弁護士だけです。逮捕・勾留による身柄事件の場合、厳しい時間的制約の中で、精神的に追い詰められた事件当事者の間に入って、当事者が納得でき且つ犯罪の再発や二次被害を抑止できる内容を考え出すのは本当に過酷な作業です。

迫りくる期限の中で、事実を詳細に検討し、当事者の気持ちに思いを致しながら示談書案・和解案を練り上げます。時には当事者間の気持ちの隔たりが大きく、解決の糸口が見えないときもあります。刑事事件・少年事件の弁護士には、事実に正面から向き合って、当事者の怒りや不安を払拭できるよう粘り強く交渉を続けることが求められます。とても大変な作業ですが、示談や和解が成立した際に当事者の方が見せてくれる安堵の表情が何よりの報酬です。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護活動に興味を持たれた方はエントリー・説明会参加フォームから事務所説明会にお申し込み下さい。申込確認から5日間程度のうちに当事務所採用担当者からエントリー情報の確認と説明会の詳細についてメール又は電話でご連絡させていただきます。

愛知県弁護士会第70期司法修習生就職説明会の参加告知

2017-03-22

3月も下旬に入り、公園で見かけた桜の花の蕾に春の訪れを感じる今日この頃です。最近は陽気も暖かくなり、空気にも草花の香りが混じり、空気も春めいてきました。春の訪れと共に年度末が近づき、弁護士法人あいち刑事事件法律事務所でも、新年に入って依頼を受けた刑事事件・少年事件の処分や裁判が増えています。法律事務所、裁判所、検察庁の各配属先に分かれての分野別実務修習を行っている第70期司法修習生の皆さんは、実務修習の調子はどうでしょうか。実務修習開始から3か月近くが経過して、実務修習も2クール目に入っているものと思われますが、起案や裁判立会などで法律実務家の興味深い世界をたくさん体験してもらっていることと思います。

本日は、そんな分野別実務修習を行っている第70期司法修習生の皆さんへ、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部から、愛知県弁護士会第70期司法修習生対象就職説明会の参加決定のご連絡です。愛知県弁護士会第70期司法修習生対象就職説明会は、第70期司法修習生を対象として愛知県弁護士会が開催する最初の就職活動の場として、例年愛知県弁護士会での就職を希望する司法修習生が多数参加致します。愛知県を含む東海地方での就職を検討されている第70期司法修習生で、刑事事件・少年事件の弁護活動に興味がある方は、是非、愛知県弁護士会第70期司法修習生対象就職説明会で当事務所のブースにお越し下さい。当日は、刑事事件・少年事件の現状、刑事事件・少年事件の弁護活動の将来的展望、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の採用情報などについて当法律事務所代表弁護士からお話をさせていただく予定です。

【愛知県弁護士会第70期司法修習生対象就職説明会】

日時 平成29年4月7日(金曜日) 午後6時30分〜午後8時
場所 愛知県弁護士会館本館5階ホール等
※参加料無料

【弁護活動】身柄解放

2017-03-17

3月も半分以上が過ぎ、春を知らせる桜前線がそろそろ動き出す季節になりました。今日の関東は暖かい陽気で、空気にも草花の香りが混じり、春らしい空気のにおいがします。春の訪れと共に年度末が近づき、弁護士法人あいち刑事事件法律事務所でも、新年に入って依頼を受けた刑事事件・少年事件の処分や裁判が増えています。今回のブログは、刑事事件・少年事件の処分や裁判と密接な関りを有する逮捕・勾留などの身体拘束からの解放活動について、当法律事務所の事務所説明を兼ねて弁護活動の概要を紹介致します。

刑事事件・少年事件を専門とする弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、刑事弁護活動、少年付添人活動、被害者弁護活動として、法律相談から捜査段階の被疑者・被害者・少年の弁護活動を経て公判・審判における法廷弁護活動まで、刑事事件・少年事件の全過程における弁護活動を行っています(詳細は、弁護活動のページをご覧ください)。

身柄解放

刑事事件・少年事件において、刑罰と並んで当事者の社会生活に大きな影響を与えるのが逮捕・勾留をはじめとした身体拘束です。逮捕又は勾留にがなされると警察署の留置場や拘置所などに身体を拘束され、会社や学校に行くことは許されず、社会と隔離された状態で連日の取り調べ等の捜査及び裁判を受けることになります。事件によっては、弁護士を除き、家族関係者などと一切面会できなくなる接見禁止決定が付されることがあります。理由なき逮捕・勾留による身体拘束は、失職、退学又は家族生活の崩壊など市民の日常生活に甚大な悪影響を与え人生を壊すこととなります。当法律事務所では、市民の生活を守るべく、な理由のない不当な身体拘束や適正手続に基づかない違法な逮捕・勾留を決して許さず、身柄解放のために徹底的に立ち向かいます。

理由なき不当な逮捕・勾留は今日も存在しています。適正手続の保障を欠いた違法な身体拘束は後を絶ちません。刑事事件・少年事件を扱う弁護士は、すごすごと引き下がるのではなく、刑事司法の適正化と国民の生活保障のために立ち向かわなければなりません。身体拘束による日常生活の崩壊は待ったなしです。身柄解放活動にはスピードが求められます。警察による逮捕後、10日間の勾留が決定されるまで、最大でも72時間しかありません。実際に刑事事件・少年事件の弁護依頼があった時点では、残された時間がさらに短いことが殆どです。弁護士は、限られた時間の中で、事件関係者の声に耳を傾け、事実と証拠から身体拘束を認めるべきでない事案を見つけ出します。そして、準抗告申立や意見書等により、なぜ逮捕・勾留が不当・違法になるのか、身体拘束の必要性がないことなどを論理的に法的に説明します。

身柄解放に向けた主張が裁判所に受け入れてもらえないことも少なくありません。そんな時は、事実と証拠を洗い直して、論理を補強して、身体拘束の違法性・不当性を再度裁判所に訴えます。一度の申立・主張で身柄解放が認められなければ、認められるまで何度でも繰り返します。人質司法と揶揄されることもある日本の刑事司法では、裁判所によって身柄解放を認めない厳しい判断がなされることもありますが、だからこそ理由なき逮捕・勾留を阻止して事件関係者の身体拘束が解かれたときの安堵感は言葉では表せないほどです。

弁護士の迅速な身柄解放活動は、多くの市民の人生を支え、ひいては、公正な刑事司法を実現する第一歩となります。妥協は一切許さず、弁護士の戦いは今日も続きます。弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、市民の身柄解放に向けた労を惜しまない姿勢とたゆまぬ努力によって、昨年1年間でに110件の釈放・保釈を獲得しています。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護活動に興味を持たれた方はエントリー・説明会参加フォームから事務所説明会にお申し込み下さい。申込確認から5日間程度のうちに当事務所採用担当者からエントリー情報の確認と説明会の詳細についてメール又は電話でご連絡させていただきます。

【弁護活動】環境調整

2017-03-12

3月もホワイトデーが近づいて来ましたが、昨日今日は暖かい陽気が続いて、空気にも草花の香りが混じり徐々に春らしくなってきました。暖かくなってくると飛散する花粉の量も増えるようで、暖かかった昨日今日は、花粉症の人にはかえって外出が辛い週末になってしまったようです。今回のブログは、前回・前々回に引き続き、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の事務所説明を兼ねて、当法律事務所の弁護活動の概要を紹介致します。

刑事事件・少年事件を専門とする弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、刑事弁護活動、少年付添人活動、被害者弁護活動として、法律相談から捜査段階の被疑者・被害者・少年の弁護活動を経て公判・審判における法廷弁護活動まで、刑事事件・少年事件の全過程における弁護活動を行っています(詳細は、弁護活動のページをご覧ください)。今回は、当法律事務所が力を入れて取り組み近年その重要性が改めて注目されている、刑事事件・少年事件の事件解決にとって欠くことのできない環境調整の活動についてご紹介します。

環境調整

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、刑罰の有無及び軽重だけを弁護活動の目的とする考え方は採っていません。当法律事務所では、冤罪を解明し真実を発見すること及び処罰の公平を実現するための弁護活動について人権救済及び刑事司法の発展に不可欠な重要な活動と位置づけるとともに、刑事事件・少年事件の当事者の更生や社会復帰支援も刑罰と並ぶ大切な活動目標になると考えています。なぜなら、刑罰の有無及び刑事処分が決まり刑事事件・少年事件が終わっても、当事者や家族など事件関係者の人生が終わるわけではないからです。刑事事件・少年事件は終わっても、当事者及び事件関係者の生活は続き、いつかは社会復帰をしていかなければならないのです。そんな刑事事件・少年事件の当事者の更生や社会復帰支援を考えるうえで欠くことのできない弁護活動が環境調整です。

犯罪被害者の案件において再発や二次被害防止のための対応策や示談条項を策定することから、常習的な薬物犯罪や窃盗事件において被疑者・被告人の受け入れ先の福祉施設や医療機関を探して治療につなげること、少年事件において非行少年の荒廃した家庭環境を整えること、学校側と折衝して復学の目途をつけること、就学先・就業先を確保して社会復帰の足掛かりをつくることなど環境調整活動の内容は多岐にわたります。多岐にわたる環境調整活動の中から、刑事事件・少年事件の当事者一人一人に合わせた最適な活動を行うことは、法曹三者のうち当事者の代理人として活動する弁護士にしかできない作業です。

実際の環境調整活動では金銭的な負担、受け入れ施設の不在や不足、技術や人的資源の不足などの理由によって障碍に直面することも多く、弁護士の熱意と想像力が試される大変な仕事ですが、事件が解決して当事者が更生や社会復帰に向かって歩み出す瞬間に立ち会うことができるのは環境調整活動に奔走した弁護士の特権です。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護活動に興味を持たれた方はエントリー・説明会参加フォームから事務所説明会にお申し込み下さい。申込確認から5日間程度のうちに当事務所採用担当者からエントリー情報の確認と説明会の詳細についてメール又は電話でご連絡させていただきます。

【弁護活動】接見・面会

2017-03-07

3月の桃の節句も終わり、ひと雨ごとに春が近づいてくる気がする今日このごろ。晴れの日には花粉症が辛い時期になってきました。今回も前回に引き続き、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の事務所説明を兼ねて、当法律事務所の弁護活動の概要を紹介致します。

刑事事件・少年事件を専門とする弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、刑事弁護活動、少年付添人活動、被害者弁護活動として、法律相談から捜査段階の被疑者・被害者・少年の弁護活動を経て公判・審判における法廷弁護活動まで、刑事事件・少年事件の全過程における弁護活動を行っています(詳細は、弁護活動のページをご覧ください)。今回は、刑事弁護活動、少年付添人活動、被害者弁護活動のための情報収集及び信頼関係構築の出発点となる接見・面会についてご紹介します。

接見・面会

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所には、毎日のように警察署、留置場及び拘置所から接見・面会を求める緊急の連絡が入ります。接見・面会要請の連絡が入ると、それまで穏やかだった弁護士が、精悍な表情で接見・面会に向かいます。突然に訪れる逮捕・勾留は、市民の社会生活を一変させます。特に、理由なき身体拘束は、刑事事件・少年事件事件関係者及びその家族など多くの人の人生を壊すこととなります。 

刑事事件・少年事件の多くは突発的に発生するため、弁護士が当事者又は事件関係者との接見・面会前には詳細な事件情報を持っていることは稀になります。詳細な事件情報を把握していない弁護士が弁護人又は弁護人になろうとする者として事件当事者に会うことの出来る接見や面会は、刑事事件・少年事件について当事者から情報収集をするとともに、彼らとコミュニケーションを取ることで信頼関係を構築し不必要な身体拘束からの解放へとつなげる弁護活動の出発点です。

接見や面会では、冤罪を訴えている被疑者・被告人を励まし、加害者を諭し、心身傷ついた被害者を思いやるために彼らの話に耳を傾けます。事件の大小に関わりなく、多くの刑事事件・少年事件はここから始まります。取り調べや捜査の状況は刻一刻と変化するため、接見室や面会室における弁護士の判断とアドバイスが、刑事事件・少年事件の手続の流れや処分に影響を与えます。面会した当事者から、違法な捜査・取り調べの訴えを聞くこともあれば、当事者の処分や人生を大きく左右するような秘密を打ち明けられることもあります。接見や面会で緊迫する一瞬です。

それでも接見室・面会室では、当事者を不安にさせないために、努めて穏やかに冷静に話をします。違法な捜査・取り調べを抑止して当事者の話に真摯に向き合うため、不当な勾留を許さず身柄解放の実現のため、あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は接見・面会に向かうのです。当法律事務所では、労を惜しまない多数の接見・面会と身体開放活動に向けたたゆまぬ努力によって、平成28年度に110件の釈放・保釈を獲得しています。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護活動に興味を持たれた方はエントリー・説明会参加フォームから事務所説明会にお申し込み下さい。申込確認から5日間程度のうちに当事務所採用担当者からエントリー情報の確認と説明会の詳細についてメール又は電話でご連絡させていただきます。

【弁護活動】法律相談

2017-03-02

早いものでもう3月、明日は桃の節句なので街ではお雛様や雛壇かざりをよく見かけますが、家でお雛様や雛壇を飾るご家庭は少なくなっているようです。まだまだ寒い日もありますが、ひと雨ごとに春の靴音が聞こえてくる季節になりました。今日から暫くの間、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の事務所説明を兼ねて、刑事事件・少年事件を専門に扱う当法律事務所の弁護活動の概要を紹介していきます。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、刑事弁護活動、少年付添人活動、被害者弁護活動として、法律相談から捜査段階の被疑者・被害者・少年の弁護活動を経て公判・審判における法廷弁護活動まで、刑事事件・少年事件の全過程における弁護活動を行っています(詳細は、弁護活動のページをご覧ください)。今回は、刑事弁護活動、少年付添人活動、被害者弁護活動の入口となる法律相談についてご紹介します。

法律相談

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、年間1500件を超える刑事事件・少年事件の法律相談を行っています。会社員、会社役員、学生、主婦、フリーター、公務員、教師、教授、医師、代議士、国家資格者など刑事事件・少年事件で悩む多くの市民の方から、毎日のように様々な内容の法律相談が持ち込まれます。不安そうな方、悲しみにくれている方、憤慨している方など法律相談に訪れる市民の方の表情も様々です。

法律相談は、接見や面会と並ぶ刑事事件・少年事件の弁護活動の出発点であるとともに、弁護士と一般市民の方をつなぐ数少ない場でもあります。刑事事件・少年事件に巻き込まれて弁護士による助けを求めている市民の方が利用できる弁護士との数少ない接点が法律相談なのです。慣れていない相談者であれば、事情をうまく話せない方もいらっしゃいます。一方で、刑事事件・少年事件は当事者にとっては人生のかかった一大事です。相談者だけでなくその家族に影響が及んでしまうことも珍しくありません。

そんな法律相談に対応する弁護士には、各々の相談内容に応じて、限られた時間の中で、事実を正確に聞き取り、法律的な観点からリスクと対応方法をわかりやすく的確に案内することが求められます。該当する条文や罪名はもとより、捜査機関によるの立件可能性や身柄拘束のリスク、示談や和解の可能性、就業先・就学先への影響など様々な事情に気を配りながら相談対応を行います。準備や対応は大変ですが、弁護士自身の知識確認と成長につながる実感がありますし、何より、来た時には表情の曇っていた相談者が晴れやかな顔になって帰っていくのを見るときには弁護士としての存在意義を実感できるのです。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護活動に興味を持たれた方はエントリー・説明会参加フォームから事務所説明会にお申し込み下さい。申込確認から5日間程度のうちに当事務所採用担当者からエントリー情報の確認と説明会の詳細についてメール又は電話でご連絡させていただきます。

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