八王子支部 支部長弁護士 元会計検査院 官房審議官 星野 昌季

『刑事手続の適正化』の理想を実現するために、刑事弁護活動に情熱を持ち続けています。

八王子支部 支部長弁護士 元会計検査院 官房審議官 星野 昌季

 

・官僚から、刑事事件・少年事件専門の弁護士に転身した理由

八王子支部 支部長弁護士 元会計検査院 官房審議官 星野 昌季私は大学卒業と同時に会計検査院に採用され、以来三十年余、霞が関の行政官として勤務して来ました。その間、平成5年度の旧・司法試験に合格し、当時の行政官国内研究員(司法修習コース)の制度により第49期司法修習に派遣されて2年間の司法修習を終了し、法曹資格を取得しています。

その頃の私の問題意識は、「我が国社会における大きな2つの課題は『予算執行の適正化』と『刑事手続の適正化』である」というものでした。当時は、国の省庁、地方自治体等を問わず、予算経理における組織的な不正経理の横行が目に余りましたし、刑事手続では弁護士接見が僅か15分間に制限される一方で、捜査機関が不適切な取調べを行うなどの不公正さが目立ち、いずれも義憤に耐えなかったからです。

1つ目の課題である『予算執行の適正化』については、司法実務的なスキルを活かした厳正な会計検査を行うことによって、数々の不正経理問題を摘発することができたこともあり、これまで劇的なまでに適正化が図られてきたと感じています。しかし、2つ目の課題である『刑事手続の適正化』については、近年、様々な司法改革が行われているにもかかわらず、未だ問題は山積みだと感じています。

このような状況を踏まえて、私は会計検査院を退官し、今後の人生を『刑事手続の適正化』の理想の実現に向けて、全力を傾注するために刑事弁護士に転身いたしました。

 

・この事務所を選んだ理由

代表弁護士から、「全国何処でも、質の高い刑事弁護を等しく提供するリーディングファームの展開を目指す。」「私選弁護人の立場から刑事弁護の活性化と刑事司法の適正化を目指す。」というポリシーをおうかがいし、この弁護士法人であれば、私が目指す『刑事手続の適正化』の理想を実現するために、プライドを持ち、安心して仕事ができると感じたからです。

 

・刑事事件・少年事件専門弁護士の魅力

刑事弁護士の使命は、無実の被疑者・被告人については捜査当局等の国家権力と全面的に対決して法的・手続的正義を貫徹させることにあり、罪を犯した被疑者・被告人についてはその人生の歩みを「方向転換」させるきっかけ作りを、弁護活動を通じて行うことにあるのではないでしょうか。

そして刑事弁護士の魅力とは、法律的なセンスと情熱を胸に、このような理想の実現及び使命の達成に向けて全人格的な活動を展開するところにあるのではないかと考えています。

 

・ホームページを見ている方に一言

刑事事件・少年事件専門弁護士刑事弁護では、被疑者・被告人も同じ人間であることを前提に、手間を厭わず、接見を繰り返し行うなどの泥臭い活動に全身全霊をあげてのめり込んで行く情熱が重要になると思います。そうでなければ、国家権力と全面的に対決し、又は被疑者・被告人の人生の歩みを方向転換させることなどできる筈がないからです。

私はいま、そのような刑事弁護活動を通じて理想の実現と使命の達成を追求することに情熱を傾けようとするみなさんとの出会いに、密かな胸の高鳴りを感じています。

 

 

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