刑事法律事務職員の仕事 電話対応

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、日本では数少ない刑事事件・少年事件だけを専門に取り扱う全国的刑事総合法律事務所として、法律相談、捜査弁護、公判・審判の法廷弁護活動、更生や社会復帰支援まで刑事事件・少年事件の全過程における弁護活動を行っています。これらの弁護活動を行うにあたっては、刑事弁護士だけでなく、刑事弁護士をサポートする優秀な法律事務職員・パラリーガルの存在が必要不可欠です。しかし、刑事法律事務職員・パラリーガルの仕事については、一般にはほとんど知られていません。そこで、法律事務所事務員・パラリーガルの仕事に興味がある方、法律事務所の求人採用に興味のある方、刑事事件・少年事件に興味のある方向けに、刑事法律事務職員の仕事について知ってもらうために、当事務所におけるパラリーガルの仕事概要をこれから何回かにわたってご紹介致します。今回は、刑事法律事務の仕事の端緒となる電話対応についてです。

刑事法律事務職員の仕事 電話対応

電話対応は、刑事事件・少年事件の法律事務の出発点であるとともに、市民と弁護士や関係機関とをつなぐ数少ない重要な接点です。あいち刑事事件総合法律事務所には、依頼者をはじめ刑事事件・少年事件で悩む市民の方から毎日のように電話がかかってきます。刑事事件・少年事件は、当事者にとって人生のかかった一大事です。当事者が逮捕・勾留による身体拘束をされてしまった場合には、失職、退学又は家族生活の崩壊など日常生活に甚大な悪影響を与えます。当事者だけでなくその家族の人生が崩壊する結果を招くこともしばしばです。そのような状況に置かれてしまうと、不安や不慣れで、事情をうまく説明できない方も多くいらっしゃいます。電話いただく市民の方の感情や問い合わせ内容は多種多様ですが、どの電話も、刑事事件・少年事件の手続きや今後の生活を心配されている点では共通しています。そんな市民からの連絡に最初に電話対応するのは事務職員であり、事務職員の印象が法律事務所全体の印象となります。電話に対応する事務員が冷静かつ丁寧に事情を正確に聴き取ることができれば、電話相手を落ち着かせて不安を和らげることにつながりますし、刑事弁護士の正確な判断や迅速な弁護活動を可能にします。電話いただいた依頼者や相談者からは「電話対応がとても丁寧で分かりやすく、落ち着いて対処することができました。」「事務員の方が電話で親身に話を聞いてくれて助かりました」等とお礼を言われることもあります。自分の電話対応が困っている方の助けになると思うと、刑事法律事務職員の仕事の励みにもなるのです。

事務所概要

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、日本では稀有な刑事事件・少年事件のみを専門的に取り扱う全国的刑事総合法律事務所です。創立以来、刑事事件・少年事件の当事者の弁護活動に従事し、重大著名事件から市民生活に密接した事件まで、数多くの刑事事件・少年事件をほぼ全分野にわたって幅広く取り扱っています。現在は、北海道は札幌から、仙台、さいたま、千葉、東京(新宿・八王子)、横浜、名古屋、京都、大阪、堺、神戸、九州は福岡博多まで全国に事務所を構えており、経験豊富な弁護士に加え、元裁判官、元検察官、元警察官等の専門領域を持ったエキスパートが集まる専門性の高い職場環境となっています。高い専門性と全国規模の弁護活動で、年間300件以上の不起訴・不処分(無罪判決含む)及び年間150件以上の身柄解放という圧倒的な解決実績を誇ります。刑事・少年事件のリーディングファームとして、プロフェッショナル養成のための所内研修及び業務支援制度を整え、高レベルの弁護サービス普及を目指しています。

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