刑事法律事務職員の仕事 まとめ

法律事務所事務員・パラリーガルの仕事に興味がある方、法律事務所の求人採用に興味のある方、刑事事件・少年事件に興味のある方向けに、刑事法律事務職員の仕事について知ってもらうために、全国的な刑事総合法律事務所である弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所におけるパラリーガルの仕事概要を4回にわたって紹介してきました。刑事法律事務所事務職員の仕事紹介の最後となる今回は、これまでに紹介してきた刑事パラリーガルの仕事概要のまとめ記事になります。

刑事法律事務職員の仕事 まとめ

刑事法律事務職員の仕事① 電話対応

電話対応は、刑事事件・少年事件の法律事務の出発点であるとともに、市民と弁護士や関係機関とをつなぐ数少ない重要な接点です。電話いただく市民の方の感情や問い合わせ内容は多種多様ですが、どの電話も、刑事事件・少年事件の手続きや今後の生活を心配されている点では共通しています。そんな市民からの連絡に最初に電話対応するのは事務職員であり、事務職員の印象が法律事務所全体の印象となります。電話に対応する事務員が冷静かつ丁寧に事情を正確に聴き取ることができれば、電話相手を落ち着かせて不安を和らげることにつながりますし、刑事弁護士の正確な判断や迅速な弁護活動を可能にします。

刑事法律事務職員の仕事② 事件管理

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の事務職員には、弁護士秘書兼パラリーガルとして、事件関係者や関係各所からの事情聴取、証拠の収集や現場検証を弁護士と共同で行うなど事件処理に関わる仕事が多くあります。また、法調査・捜査弁護活動の補助を行うことも求められます。そのためには、弁護士の担当案件を把握し、今後の進行予定を理解して、検察庁や裁判所などの関係各所への連絡及び弁護活動・事件進行スケジュールの管理をする必要があるのです。刑事法律事務員による連絡及び事件管理が正確になされることで弁護士と依頼者の信頼だけでなく事務員と依頼者との間にも信頼が生まれます。

刑事法律事務職員の仕事③ 応接聴取

市民の方々と一番初めにお会いして対応するのは、弁護士ではなく事務員です。事務員こそが「事務所の第一印象であり、事務所の雰囲気を決める」と言ってもよいでしょう。事務員の丁寧な対応と希望や用件の正確な聴取によって、法律事務所に来所される市民の方に安心感を与えることができ、その後の弁護士との話し合い等も円滑に進みます。不慣れで非常にナーバスになっていらっしゃる方が多い中での応接聴取は特に気を遣う業務の一つです。しかし同時に、応接・聴取の対応一つでお客様の緊張や不安を和らげることができるため、刑事パラリーガルの仕事の中でも大きなやりがいを感じる業務の一つです。

刑事法律事務職員の仕事④ 弁護士ミーティング

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の事務職員は、刑事事件・少年事件専門の弁護士秘書兼パラリーガルとして、事件管理及び弁護活動サポートの役割を担っています。刑事弁護士とのミーティングは、弁護活動の知見を深め、事案及びスケジュール把握をするための重要な機会であり、弁護活動をサポートしてその質を高めるためには弁護士とのこまめな打ち合わせが欠かせません。弁護士とのミーティングの結果、電話対応だけでなく、事件関係者や関係各所からの事情聴取、証拠の収集や現場検証を弁護士と共同で行うなどの事件処理に関わることも多くあります。弁護士と一緒になって事件を把握して活動しますから、依頼者から感謝されることも多く、事件が解決した時の達成感は他の仕事では得難い格別なものがあります。

事務所概要

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、日本では稀有な刑事事件・少年事件のみを専門的に取り扱う全国的刑事総合法律事務所です。創立以来、刑事事件・少年事件の当事者の弁護活動に従事し、重大著名事件から市民生活に密接した事件まで、数多くの刑事事件・少年事件をほぼ全分野にわたって幅広く取り扱っています。現在は、北海道は札幌から、仙台、さいたま、千葉、東京(新宿・八王子)、横浜、名古屋、京都、大阪、堺、神戸、九州は福岡博多まで全国に事務所を構えており、経験豊富な弁護士に加え、元裁判官、元検察官、元警察官等の専門領域を持ったエキスパートが集まる専門性の高い職場環境となっています。高い専門性と全国規模の弁護活動で、年間300件以上の不起訴・不処分(無罪判決含む)及び年間150件以上の身柄解放という圧倒的な解決実績を誇ります。刑事・少年事件のリーディングファームとして、プロフェッショナル養成のための所内研修及び業務支援制度を整え、高レベルの弁護サービス普及を目指しています。

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